"THE GRAND INQUISITOR" 演出はピーター・ブルック。

原作はドストエスフスキーの「カラマーゾフの兄弟」
原作はかなり昔に読んで、だいたいの話は解っていたのだが、
今回、登場人物は2人。キリストとナレーター。
上演時間は1時間ほど。キリストは一切しゃべらず、ナレーターだけが話す。
正直、さっぱり理解できませんでした。。10%か20%ほど英語が解っただけ。。
ものすごく悔しかった。
今回、この舞台を見に行ったのは、言うまでもなくピーター・ブルックが好きだから。
7年ほど前かなぁ。パリに行ったときににも、ちょうどブルックが舞台をやっていたので見に行った。
すごく衝撃的だった。
その時はフランス語だったので、言っていることは全く解らなかったけど、
ストーリー、言いたいことは解った。
その2年ほど後に同じ芝居を世田谷パブリックで英語で日本語字幕付きで見た。
パリで見たときと同じ感触だった。
あぁ題名「The Man Who」。仏語名は忘れた。
なのに今回は全く理解できなかった。。。くやしい。
それに今回は$75。パリで見たときはだいたい$25程度。
この違いはナニ?って言いたくなるけど、これはボクが理解できなくて悔しがっているんじゃないんデス。
たぶん、これは演劇映画などに対する国の援助、考え方の違いだと思います。
現にブルックはイギリス人で、現在フランスを拠点にで活動しています。
これは聞いた話によると、イギリスに比べるとフランスの税金が軽いため逃げ出してきた?ようです。
確かに演劇映画を作る環境、若い人材、新しい人材を大事にする環境は、
フランスがかなり整っていると思います。
今回の劇場は、"NEW YORK THEATRE WORK SHOP"。
これがまた先日、吉行さんの芝居を見に行った "La Ma Ma" の真向かい。
なかなかいい劇場でした。
広さ、キャパも日本のベニサンと同じような感じ、雰囲気もあんな感じ。
ベニサンは残念なことに、もう無くなってしまうんですよね。。
ただ、今回の劇場も良かったのですが、ブルックがパリで拠点としている劇場。
「ブッフェ・ディ・ノール」(Theatre des Bouffes du Nord)
ここは最高です!こんなところで一度でもいいから舞台に立てたらなぁと思います。
丁度、ジャン・ジャック・ベネックスの映画「DIVA」で、
冒頭のシーンでディーバが歌うシーンに使われています。
ボクもその劇場を見たときにあれっ?って思ったので、
日本に帰ってから見直してみたら、ビンゴ!鳥肌立ちました。
気になる方は見てみてください。「DIVA」もいい映画です!ボクの3本の内。
あぁ。でも悔しいなぁ。これから舞台見に行くのに二の足踏みそう。。
コンプレックスに無らなけりゃいいけど。。
